マニュアル セラピイ イン チルドレン
NO 2
The Biomechanics of the Occipito-Cervical Junction in Newborn
新生児における後頭骨ー頚椎(アトラス)結合(関節)の生物力学
MRI等の技術によってこの10年間、中枢神経発達に関する理解が深まった。
1000以上の画像検討によりアトラスと後頭骨で作る関節面の前後の角度に
ついて分かった事がある。
誕生直後は後ろから見て平行に近い角度にだったのに
一年の間に前方が狭まった角度に変化していた。
これは何を示すのかというと、頭の動きが大きくならないように固定する為と
思われる。
後頭骨ー頚椎関節が不安定とされる他の理由は
頭の重さが他の部分より大きい、又それらをコントロールしている筋肉は
成長してからより非常に弱い。
誕生後1ヶ月は後頭骨(関節)は非常に傷つきやすい。
1 後頭骨ーアトラス関節の制限(固定)が不十分
2 頭と胴体を結び、固定する筋肉の活動が不十分
3 それらをコントロールする中枢神経の発達が不十分
の理由による。
(以下、意味が不明)
新生児が頭の位置を制御出来ないならば、聴覚や視力に影響する。
興味あるものに焦点が合わなかったり、聞くことに注意を集中することを
困難にする。(?)